創立10周年記念事業

森林の大切さを学ぶ 環境教育体験学習会 リポート

主催:社会奉仕委員会

 

事 業 概 要

実施日時

平成13年2月24日・25日


森林入り口にて記念撮影

参加者

西尾市内小中校生親子・先生・KIRARA会員 約100名

後  援

中部電力西尾(営)・西尾市南部経済開発懇話会・西尾市教育委員会

協  賛

愛知県農林水産部西三河事務所林務課
愛知県森林組合連合会
稲武町森林組合・額田町森林組合


鶴城小学校に設置されたベンチ

内   容

一日目

愛知高原の森林を見学

二日目

木工教室
間伐材を材料にして、屋外用ベンチの制作
制作したベンチを市内全小中学校に寄付

木工教室にて、ベンチ制作にがんばる親子

テーマ “森林の恵み”

森林の働きよって私たち人間の命は守られています。江戸時代の頃から日本人は、木を切った土地には又木を植えるという循環型社会を形成してきました。しかし現代は・・・、コストを抑えるため安い材木を外国から輸入しています。木を切った現地は植林までしませんから禿げ山になっています。

ヨーロッパにおいては、日本を見習い植林をしているそうです。良質の木材を生産するために、森林を手入れし守っている人達がいるのです。手入れの時に出てくるのが「間伐材」です。この間伐材を買って活用すれば、そこで働く人達の生活を支えることが出来るのです。

森林の間伐の状況を見学することにより、森林の環境コスト・循環型社会を学ぶことが出来るのです。そして、木工教室では物作りの楽しさや、親子での共同作業の喜びを学ぶことが出来ます。

木の持つ優しさ・暖かさに触れ、温もりのある生き方、自然に感謝する優しい心を持った人格、次代を担う子供達がそんな人間に育って欲しいという思いを込め、企画いたしました。
社会奉仕委員長:斎藤保夫