第7回受賞者 個人:加原哲夫さん

【 受 賞 内 容 】

生後間もない病気で、下半身麻痺の重度障害を抱えながらも、積極的に社会活動に参加された。特に、障害者スポーツ大会の卓球では国際的にも活躍された。NPO法人「まちづくり会議」の理事長もつとめられており、バリヤフリー社会の実現に向かって多大な貢献をされている。

 

    

第7回受賞者加原哲夫さんにインタビューしてきました。
加原さんの受賞後の大きな変化は、勤め先をMIC三浦印刷さんに転職した事です。仕事内容は、ホームページの作成などパソコンを使った仕事につかれています。インターネットの普及が、障害を持つ人たちにとって働ける環境を造りだしているという事を実感いたしました。

そして、とても良いことだな〜と感心しました。彼にいただいた名刺には、「NPOまちづくり会議理事長、愛知県・人にやさしい街づくりアドバイザー」などの肩書きが書かれており、仕事以外にボランティア活動も一生懸命やってみえるようです。桜ヶ丘高校に障害者トイレの設置運動、西尾市内の福祉ガイドマップ作り運動にも参加してみえるとのこと。

夜は家より福祉会館にいることの方が多いそうです。KIRARA賞の表彰理由であった卓球も毎週木曜日、障害者と健常者の合同練習を30名位のメンバーで続けているそうです。先日は、鶴中生(たいへん強い学校だそうです)と交流練習をして楽しかったとこと。43歳を一途に頑張って生きていると様子には感心させられ、本当に頭の下がる思いで取材を終えました。
加原さんの活動を紹介するHP: http://www.0563.net/active_web/pearl/