第7回受賞者 個人:星山政明さん

【受 賞 内 容 】

19才の時、自動車事故により重度の障害を負うも、挫けずに車椅子ツインバスケットボールや車椅子サッカーなどの活動に参加され、全国的に活躍された。中部ブロック車椅子サッカー連絡会の会長を務め、多くの人に勇気と希望を与えられた。

 

星山政明君に最近の活動状況を聞いてきました。第7回日本電動車椅子サッカー選手権大会が今年11月10日・11日に、愛知県体育館で開催されるそうです。全国から選抜された16チーム300人、150〜160台の電動車椅子も集まってきます。彼の所属するチーム「エスカルゴ」は、これからの予選で勝っていかなければ参加できないそうです。

主管の中部ブロックの会長を彼がしています。参加者の人達の移動リフトカーの手配をするなど、準備に大忙がしの様子でした。役員、審判の宿泊代やら、協力してくださる100名余りのボランティアの人達のの食事代なども含め、総事業費160万円の資金集めも重要な仕事です。みなさんも広告スポンサーになってください。

星山さんのHP
http://www.katch.ne.jp/~hosi/challenger/

     

「エスカルゴ」のメンバーは高校生から50歳代の、頚椎損傷・筋ジストロフィー・脳性マヒなどで車椅子を使っている人達で構成されているそうです。又彼は情報誌の編集もしています。「チャレンジャー」という福祉関係の情報誌です。驚いたことに、マウスをつかわずキーボードを口でくわえた筆で打ち、パソコンを操作されていました。

パソコンによるインターネットが、彼等の世界を広げていると実感し、感動しました。また、彼のベットにはストローがついていて、息を吸ったり吹いたりすることにより、エアコン操作やら、インターポンに応答したり、ベッドの起こしまで出来、様々な工夫がされているのにも感心してしまいました。38歳の彼と69歳のお母さんとのふたり暮らしだそうですが、エネルギーに満ちた活躍には、ただ敬服するばかりでありました。