KIRARA教育研修会「甦れ!教育力」 ーフォトレポートー

2000年8月3日〜4日 開催場所:吉良観光ホテル(幡豆郡吉良町)

去る8月3日〜4日に一泊2日でタイトルの研修会が、西尾KIRARAロータリークラブの10周年記念事業の第1弾として行われました。新世代委員会の企画・運営です。基調講演の講師に、「学校崩壊」の著者、首相の諮問機関「教育改革国民会議」メンバー、そして現役の中学校教員の河上亮一先生お招きいたしました。

参加者は、西尾市及び幡豆3町の小・中学校の教員の方々約100名そして西尾KIRARA
のメンバー、一部一般のみなさんでした。午後3時30分から河上先生の基調講演より始まりました。河上先生はお話に熱が入り予定の2時間をオーバーされました。講演内容は、参加の先生方にはインパクトがあった様子でした。

辻村会長の開会挨拶

磯貝新世代委員長の趣旨説明


河上亮一先生


講演を聞き入る参加者

午後7時からは、ワークショップ(テーマを決めてグループでディスカッションする)による分科会です。テーマは五つ用意されました。「自由か規制か」「部活・学校行事のあり方」「家庭や地域とどう関わるか」「いじめ・問題行為への対応」「不登校への取り組み」です。予定時間は2時間でしたが、少し短かったようで、時間オーバーでもまだ続けていたグループもありました。

ワークショップ風景



懇親会風景(河上先生とKIRARAメンバー)


2日目のグループ発表

午後9時過ぎからはホテル内のクラブで懇親会が行われました。
お酒を飲みながらの本音の語り合いが12時過ぎまで行われていました。


コメンテイターによる講評


河上先生による研修会総評

2日目は8時30分から「グループ発表会」が行われ、各グループからの発表者が壇上にあがり、ワークショップでの内容をそれぞれに発表されました。そしてそのコメンテイターは河上先生、中沢女史(仁医会)、辻村義之幹事の3名でした。中沢女史は本音でビシビシの講評です。

最後に河上先生が全体の感想を述べられました。先生は昨年は60回位全国で講演されたそうですが、今回のKIRARAのような形の講演会は始めてで、地域の人たちと一緒に教育問題を考えるこの企画は画期的で、継続されれば西尾に来た甲斐があり、自分の励みにもなると結ばれました。